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肋間神経痛

肋間神経痛の鍼灸治療

肋間神経痛の鍼灸による治療法は、大きく3つに分けられ、肋間神経の分布領域に対する治療、筋肉の凝りや硬直に対する治療、全体治療の一環として肝経(肝臓の働きの総称)に対する治療があるそうです。

鍼灸による肋間神経痛の治療の場合も必ず専門医による診察を受け確実な診断がなされてから鍼灸の治療を受けることが重要です。

神経痛の治療は痛む神経を鍼で刺激することで痛みを鎮めようとするものです、矛盾しているように思えますが、この単純な方法で不思議と痛みが無くなることもあるようです。何番目の肋間神経に痛みがあるのかを特定し、その神経の出ている脊柱の両側のツボに鍼(ハリ)を刺して肋間神経を刺激します。

このことにより、背骨から肋間神経に向かって電気のような刺激(ハリの響き)が走ることがあります、この鍼治療により肋間神経の痛みが軽減することもあり、劇的に痛みがとれることもあるそうです。肋間神経痛の痛みにより肩背部や背中の筋肉が過度に緊張しやすくなり、筋肉の緊張により痛みがひどくなることがあるそうです。

肩背部や背中の筋肉の凝り(ツボ)の部分に鍼灸の治療を施し筋肉の緊張を緩めることでより治療の効果も高まるそうです。

さらに上記の対症療法に加えて、3つめの治療法である肝経(肝臓の働きの総称)も同時に治療する事でも治療効果は高まるそうです。なぜ肝臓を治療することが必要なのかといいますと、東洋医学では神経組織や筋肉を作り出しているのは肝臓であると考えられているからです。

ですから肝経(肝臓)の機能が正常に働いていないと治りが遅くなるいう全体治療の一環として行われる治療だそうです。

肋間神経痛と骨折

肋骨の骨折や亀裂骨折が原因で起きる肋間神経痛は、深呼吸、せき、大きい声など体の動きで痛みが誘発されるそうです。この場合は、厳密にはこれは肋間神経痛でなく、肋骨の疲労骨折の痛みらしいです。

肋骨の疲労骨折の判別基準として、圧迫によって痛みが増大する、深呼吸ができにくい等で判るらしいです。特に注意しなければならないのは、中年女性の場合で、骨粗しょう症のため、せきや弱い外力で骨折が生じる可能性があるそうです。

骨粗しょう症が原因の肋間神経痛の場合は、姿勢の変化で痛みが増強し、呼吸や物を持ち上げ、力を入れたときに痛みが強いのでそれと判るそうです。骨の亀裂が小さい場合は、レントゲンでも発見しにくく、また、MRIやCTでも肋骨のわずかな亀裂は診断しにくいので、診断しにくいケースもあるようです。

また肋間神経痛が、胸椎の圧迫骨折やがんの転移で起こることもあるそうです。この場合は、椎体の変化がハッキリ判りますので、MRIやCTで診断可能らしいです。その他に、尿病の合併症、アルコール中毒、脊髄の疾患などが原因で起こるケースもあるそうです。

肋間神経痛の痛みの悪循環の原因として、痛みに対抗しようとして自律神経の交感神経が緊張すると、血管が収縮をして血液の流れが悪くなり、全身の神経細胞に酸素や栄養が届かず老廃物が蓄積する為、痛みの原因となって、痛みが痛みを呼ぶという結果になるそうです。

このような理由からも、右でも左でも肋骨に痛の症状がでたらとにかくすぐに病院での受診をお勧めします。

肋間神経痛の原因

肋間神経とは背中から出て、胸腹部に分布する末梢神経であり、背中(胸髄)から出た12対の胸神経の前肢のことをいうそうです。そして上部7対は、肋骨に沿い胸骨に向かっていて、下部5対は前下方に向かって走行し腹部に分布しているのですが、この肋間神経の支配領域が痛むのが肋間神経痛と呼ばれるものです。

肋間神経痛の具体的症状として、脊椎から肋骨に沿って、突然激しい痛みが起こり、肋骨に沿った部位や腹直筋上に、指で押すと痛みがおこる圧痛点が存在することが多く、深呼吸、せき、大きい声などで痛みが起き、痛みのないほうに体を曲げても痛みが走ります。

肋間神経痛は、原因が明らかなものは続発性肋間神経痛といい、不明なものは原発性肋間神経痛といわれます。続発性の肋間神経痛は、末梢神経および脊髄の知覚神経の刺激や障害によって引き起こされ、原発性の肋間神経痛は、心因性の痛みや続発性の痛みを除いた上での、末梢神経になんらの病変も変化もみられない場合らしいです。

続発性肋間神経痛においては、その原因を詳しく探ってみると、変形性脊椎症などの脊椎の病気や帯状疱疹(ヘルペス)でおこることが多いらしいのですが、心筋梗塞、胸膜炎、肺炎、肺がんなどの胸部の内臓疾患からくるものかも知れないので、気をつけなければなりません。

胸の病気は確かにいろいろあるので、勝手に単なる神経痛的痛みと判断せず、他の病気も疑ってみる必要がありそうですね。とにかく専門医の診察を受けることが重要です。

肋間神経痛の痛み

肋間神経痛の症状に関して、痛みの感じ方が個人差が大きく幅広いため、自分で判断して我慢してしまいがちになりますが、肋間神経痛様の痛みには、様々な病気が関係してる場合が多いので、注意が必要です。

湿布を張るだけで済ましてしまう人もいると思いますが、まずは専門医の正確な診断を仰いだほうがいいでしょう。そのほうが安心ですよね。肋間神経痛は軽重の差が大きく、ひどいときには声を出すたびに激しい痛みを感じたり、咳や深呼吸でも胸に痛みが走ので、日常生活に支障をきたすほど辛いものです。

軽度のものであれば、薬での治療や漢方などで改善されるケースが多いので、早めの受診をお勧めします。肋間神経痛の症状にたいして、東洋医学の鍼や灸による治療も有効であるようなので、これらの治療方法も試されてもいいかもしれませんね。

肋間神経痛の痛みは突然やってきて、も激しく鋭い痛みが数秒から1~2分間続きます。頻度も決して少なくないため、肋間神経痛を感じている人の負担は相当きついものです。

ストレスや睡眠不足からくる肋間神経痛の痛みの場合、原因が明らかなので、それほど深刻に受け止める必要はないと思いますが、肺がんを筆頭に胸膜炎・肺炎・脊髄の異常といった極めて緊急を要するからだの異常を伴っていることもあるので、要注意です。

また、肋間神経痛を引き起こす大きな別の原因の一つとして、帯状疱疹ウイルスによるものがあります。ウイルスに感染すると帯状の疱疹があらわれる場合と、疱疹があらわれない場合があり、現れない場合は血液検査によって初めて、帯状疱疹ウイルスによる痛みであると判明するそうです。

このうように、単に痛みの症状だけでは、どんな原因が潜んでいるか判りませんので医療機関を受診することが大切なことです。

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